典薬寮てんやくりょう)” の例文
帝は、かれの病の篤い由を聞かれると、ひと事ならずお胸をいためられて、さっそく典薬寮てんやくりょうの太医、吉平きっぺいというものに命ぜられて、かれの病を勅問された。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雑戸ざっことは種々の技芸・工業・雑役等に従事するもので、例えば珠玉を造る玉造部たまつくりべとか、弓を造る弓削部ゆげべとか、鎧を造る鎧作よろいつくりとか、雅楽寮うたづかさ楽戸がくこ主船司すせんじ船戸せんこ造酒司みきづかさ酒戸しゅこ典薬寮てんやくりょう薬戸やくこ