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公然
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おおびら
ふりがな文庫
“
公然
(
おおびら
)” の例文
わたしの身にしては七苦八苦の騒ぎです。何しろその時分は丸次の家の厄介になっていた身ですから、
公然
(
おおびら
)
に
余所
(
よそ
)
へ泊るわけには行きません。
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
黒板が盛んに利用され、皆が
公然
(
おおびら
)
に占っているのを、
除
(
の
)
け者の豹一はつまらなく見ていたが、ふと誰もが一度は水原紀代子という名を書いているのに気がついたとたん、眼が異様に光った。
雨
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「新しい白系の政治結社です。それに、レポとしての私の
体
(
からだ
)
には、先天的に完全な隠身術が恵まれています。これは
公然
(
おおびら
)
に申し上げてもよいことでしょう。」ルキーンは
傲然
(
ごうぜん
)
と志士気取りに
反
(
そ
)
り返った。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“公然”で始まる語句
公然刑罰
公然堂々