八重垣やえがき)” の例文
磯辺に立って四方を見まわせば、いつでも自分は天地の中心になるのである。予ら四人はいま雲の八重垣やえがき真洞まほらの中に蛤をとっている。
紅黄録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
和卜わぼく八重垣やえがき、大詰め、小詰め、天狗抄花車てんぐしょうはなぐるま、柳生流にも色々ある。さよういろいろの秘伝がな。が要するに一刀両断、三学というのが根本だそうな。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)