俵括たわらぐく)” の例文
「エエ、このあまめ! よい程に、あしらっておけばつけ上がって、ふざけた真似まねをしやがると、俵括たわらぐくりにして船底へほうりこんでも、阿波へ突ッけえすからそう思え」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)