仮睡まどろみ)” の例文
旧字:假睡
お末は抵抗もせずに眼をつぶつてぐつと飲みした。それから暫くの間昏々こん/\として苦しさうな仮睡まどろみに落ちた。助手は手を握つて脈を取りつゞけて居た。
お末の死 (新字旧仮名) / 有島武郎(著)