“人容”の読み方と例文
読み方割合
ひとがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると泡の薄れた、船脚の底からスウッと影を引いて、淡い、どうやら人容ひとがたらしいものが現われてきた。
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そして、闇の中に一つの人容ひとがたを描いて、じいっと捉まえて放さない幻があった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)