“五稜廓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごりょうかく75.0%
ごりやうかく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜ふけの公民館で名物のリンゴ・ウィスキーをのみわかれて、翌朝私は函館学芸大学の諸君とともに五稜廓ごりょうかくに立っていた。
五稜廓ごりょうかくで奮戦した榎本武揚えのもとたけあき氏とも往来をして非常な徳川贔負びいきの人であって剣道も能く出来た豪傑、武士道と侠客肌きょうかくはだを一緒につき混ぜたような肌合いの人物で、この気性で
それから歸つて、人見寧ひとみやすし梅澤敏うめさわとしなどゝいふ人の取り立てた靜岡の淺間下あさましたの集學所といふにはいつた。其の集學所に居る人間は函館はこだて五稜廓ごりやうかくの討ち洩らされといふ面々だ。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)