“五反田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごたんだ87.5%
こたんだ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五反田ごたんだの、島津公分譲地の傍に三十円の家を借りて住んだ。Hは甲斐甲斐かいがいしく立ち働いた。私は、二十三歳、Hは、二十歳である。
早く瓦斯避難室にしなければなりません。私は東京品川区の五反田ごたんだでは防護団の班長をしています。後備軍曹で、職業は鍛冶屋です……
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それは戸口調査で分っているのですが、馬詰丈太郎まづめじょうたろうといって、博士のおいに当る男です。彼は一ヶ月前まではこの家の中に同居していたんだが、今は出て五反田こたんだ附近のアパートに住んでいます
人造人間事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)