“乙訓”の読み方と例文
読み方割合
おとくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とても生きてはいられないと言って、途中の山城やましろ乙訓おとくにというところまでかえりますと、あわれにも、そこの深いふちに身を投げて死んでしまいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
少しは調べたいもの、見たい所もあって、五六日は随分歩くつもりで、足慣らしもして来たのであるが、これでは愛宕あたご乙訓おとくに久世くぜ綴喜つづきと遠っ走りは出来そうにない。
雨の宿 (新字新仮名) / 岩本素白(著)
恋しいあの児の手をいて一しょに寝ることが出来るだろうか、という感慨をらしたものだが、上は序詞で、鹿の入って行く入野、入野は地名で山城乙訓おとくに郡大原野村上羽に入野神社がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)