“主殿寮（とのもりょう）” の例文

さすがに忠盛も、この意地悪な公卿共の相手が、わずらわしくなってきて、刀を主殿寮（とのもりょう）に預けるとさっさと帰ってきてしまった。

現代語訳　平家物語：01 第一巻 (新字新仮名) ／ 作者不詳(著)

ま昼にすら男を引きよせているではないか、主殿寮（とのもりょう）の人びとも見るに見兼ねて、持彦にそれとなく忠言しても、そんな事に耳も籍（か）さぬ若者の勢いは

花桐 (新字新仮名) ／ 室生犀星(著)

“主殿寮”の解説

主殿寮（とのもりょう・しゅでんりょう・とのもづかさ・とのもりづかさ）は、律令制において宮内省に属した機関。
(出典:Wikipedia)

主	常用漢字 小３ 部首:⼂ 5画
殿	常用漢字 中学 部首:⽎ 13画
寮	常用漢字 中学 部首:⼧ 15画