“中辺路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかへじ50.0%
なかへち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は玉置山から中辺路なかへじを通つて、栗栖川から田辺の方へと出て来たが、その春の旅は今でも絵巻のやうになつて一つ一つ私の眼の前に展げられて来た。
花二三ヶ所 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
昭和八年四月十二日 中辺路なかへちを経て田辺に至る。中辺路懐古。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)