中橋埋地なかばしうめち)” の例文
この年の抽斎が忌日きにちの頃であった。小島成斎は五百に勧めて、なお存している蔵書の大半を、中橋埋地なかばしうめちの柏軒が家にあずけた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)