“中天竺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうてんじく50.0%
ちゆうてんぢく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中天竺ちゅうてんじく舎衛国しゃえこくに、五種の悪疫が流行した時、月蓋長者がっがいちょうじゃが竜宮城から閻浮檀金えんぶだごんを取り寄せて、釈尊、目蓮もくれん長者ちょうじゃと三者が心を合せて鋳造した、阿弥陀如来の霊像といわれた。
中天竺ちゆうてんぢくマカダ国、浄飯王じやうばんわうのお子様で、カビラ城にゐなすつたのだが、或時あるとき城の外を通る老人を見て、人間はなぜあんなに、年をとつて、病気になつて、そして死ぬのかといふ事を考へたのです。
愚助大和尚 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)