“与謝野鉄幹”の読み方と例文
読み方割合
よさのてっかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたかもしその日は与謝野鉄幹よさのてっかん子を中心とせる明星みょうじょう派の人々『両浦島』を喝采かっさいせんとて土間桟敷に集れるあり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
やや長じて私は、正岡子規の俳句運動に傾倒して、下手な俳句をひねったり、与謝野鉄幹よさのてっかんの新詩社運動に呼応する積りで、石川啄木らと共に、幾つかの歌を作ったこともあったはずである。
日清にっしん戦役が済んで遼東還附りょうとうかんぷに関する問題がかまびすしく、また、東北三陸の大海嘯だいかいしょうがあり、足尾銅山鉱毒事件があり、文壇では、森鴎外の『めさまし草』、与謝野鉄幹よさのてっかんの『東西南北』が出たころ
三筋町界隈 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)