不興氣ふきようげ)” の例文
新字:不興気
始め一かうかまひつけず茶も一ぱい出さずして何か不興氣ふきようげの樣子なれば重四郎は手持てもちあしく平吉殿は如何いかゞされしやとおくとほらんとするを番頭ばんとう押止おしとゞめ今日は主人も平吉も留守るすなりと常にかはりし顏色にて重四郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)