“不日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふじつ92.3%
ひならず7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治廿一年より開発に着眼し、三拾六年の星霜を経過せり。その間に修得せる感想と体験とは不日ふじつ世に告白することとすべし。
尾瀬沼の四季 (新字新仮名) / 平野長蔵(著)
「袁術か。あれはもう生きている英雄ではあるまい。塚の中の白骨だ。不日ふじつ、この曹操がかならず生捕ってみせる」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「じつは兄さん。不慮の災難が持ち上がッて、この弟夫婦はよんどころなく店を畳み、不日ひならず、梁山泊へ仲間入りいたします」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)