上表じょうひょう)” の例文
願わくは大王臣がことばを信じ、上表じょうひょう謝罪し、甲をき兵を休めたまわば、朝廷も必ず寛宥かんゆうあり、天人共によろこびて、太祖在天の霊もまた安んじたまわん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
洞院とういん実世さねよが主宰していたが、諸国の武士どもは、われもわれもと上表じょうひょうして、自分の功を言いつのり、かえって、ほんとに勲功のある者は、つつしんで身を矜持きょうじする風で