上方客かみがたきゃく)” の例文
上方客かみがたきゃく、東京っ子、芸者、学生の団体、西洋人、生きた現代は歴史も懐古も詩も歌も蹂躙じゅうりんして、鹿も驚いた顔をして居る。其雑沓ざっとうの中をうて、先ず春日祠かすがしもうでた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)