“三輪田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みわた66.7%
みわだ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三輪田みわたのおみつさんと同じ色である。国を立つまぎわまでは、お光さんは、うるさい女であった。そばを離れるのが大いにありがたかった。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今ニ三輪田みわた君ノ梅見ニ誘ウ文、高津君ノ悔ミノ文ナドヲ凌駕りょうがスルコトト思召おぼしめシ下サイ
斎藤緑雨 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
だが、そんな身装みなりをしてゐる癖に、女史は五六年このかた小使銭といふものを持つた事が無い。小使銭はおつき三輪田みわだ女学校出身の女中が一切預つて、女史のあとからてくてくいて歩いてゐる。
三輪田みわだ真佐子女史がよく証明してゐる。