“三根石”の読み方と例文
読み方割合
みつねいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水番小屋より、ここまで二十一丁……それがこの辺産出の三根石みつねいしというのであろう、鈍い紫色の膚を光らせて、さして大きからぬ墓一基、黙々としてそそり立つ。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
石はこの辺から出る三根石みつねいしという、やや暗紫色がかったつやのある石に、刻んだというのです。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
三根石みつねいしは、紫色の膚を光らせて、台石もなく土の上に突っ立っている。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)