川へ続く崖のところに老樹が数本昼間も暗いくらいに繁っていて、その下に三宝荒神様さんぼうこうじんさままつってある。それで荒神風呂と名がついている。
ある温泉の由来 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)