“七浦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しつら50.0%
ななうら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それよりももっとひろいのは、北陸では能登のと七浦しつら村などでいうネンガラウチで、ここでは村の鎮守ちんじゅ御祭おまつりの日の遊びだが、西の方に行くとそれが子どものただの遊びとなっている。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
黒船と聞いて、人心が動揺しないわけにはゆきません——鯨ならば、七浦ななうらをうるおすということもあるが、黒船では、当時の日本国を震愕しんがくさせるだけの価値はある。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)