“㝫応”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゆうおう50.0%
りゅうおう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊次郎やりもちて裏より行、などといふ事件の記事もある。これは、宝泉寺住職㝫応りゆうおう和尚が上京して留守中、泥棒が入らうとして日本刀で戸をずたずたに切つた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
祖父以来進歩党時代からの国会議員に力※ちからこぶいれて、㝫応りゆうおう和尚から草稿をかいてもらつて政談演説をしたり、剣術に凝り、植木に凝り、和讃に凝り、念仏に凝り、また穀断ごくだち塩断しほだちなどをもした。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
その四丁目かに黒川重平という質屋があって、其処の二階に私の村の寺の住職佐原㝫応りゅうおう和尚が間借をして本山即ち近江番場おうみばんば蓮華れんげ寺のために奮闘していたものである。
三筋町界隈 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)