“みずの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水野83.3%
水呑16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八月の一日には、この街道では栗色くりいろなめしのやりを立てて江戸方面から進んで来る新任の長崎奉行、幕府内でも有数の人材に数えらるる水野みずの筑後ちくごの一行を迎えた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
水野みずのという少年が、岩のわれめをゆびさして、いうのです。そこで、小林団長が、さきにたって、みんな、よつんばいになって、その小さな穴にはいっていきました。
探偵少年 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
満更まんざら水呑みずのみ百姓でもなかったのであろう。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)