“つけくわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
附加91.7%
賦与8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うもへるさ』とつて三月兎ぐわつうさぎ附加つけくわへました、『「わたしふところのものこのむ」とつても、「わたしこのむところのものふ」とつてもおなことだ!』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
差出た意見を附加つけくわえたり何かしないのが、温厚を以て聞こえた山口老署長の本分みたような習慣になっていたのが、今度という今度ばかりは例外になって来た。
S岬西洋婦人絞殺事件 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
半分は人で、そして半分は神であるようなこの心像に、捨吉は旧約的な人物に想像せらるるような風貌を賦与つけくわえていた。例えば、アブラハムの素朴、モオゼの厳粛。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)