“ちょうじゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
張順40.0%
張巡40.0%
張純20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると、白皙長躯はくせきちょうく浪裡ろうり張順ちょうじゅんを思わせるようない男、一とわたり、一座の驚き呆れる顔をたそがれの色の中に見定めると、腹巻をクルクルと巻き直して、丸めた着物を小脇に掻い込むと
画像を拝した張巡ちょうじゅん見なせえ
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
黄匪こうひの乱がやんでからまた間もなく、近年各地に蜂起した賊では、漁陽ぎょよう(河北省)を騒がした張挙ちょうきょ張純ちょうじゅんの謀叛。長沙ちょうさ江夏こうか(湖北省・麻城県附近)あたりの兵匪の乱などが最も大きなものだった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)