“メイン・ハッチ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中央船艙50.0%
大倉口50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中央船艙メイン・ハッチの覆いが半分ほどめくり掛けた儘になっていたので、一同は、このハッチの下に屍骸が重なっているに相違ないと這入り込んでみたが、暗い中に、荷物が並んでいるだけだった。
海妖 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
午後から空模様が変って来たので、為吉は水夫一同と一緒に七個ななつある大倉口メイン・ハッチの押さえ棒へくさびを打って廻った。一度で調子好く打込み得るのは為吉だけだった。感心し乍ら皆色々と彼の経験を尋ねた。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)