“マタイ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:またい
語句割合
馬太100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔基督の山上に在りて言語もて説き給ひし法(馬太マタイ五至七)は、今此大匠によりて色彩と形象ともて現されたるなり。吾人はラフアエロと共に膝を此大匠の技倆の前に屈せんとす。
書架から手擦てずれのした、羊皮表紙の新約全書を引ずり出した。盲目めくらさぐりに開くと、約幹伝ヨハネでんの十一章が出た、七節から読始めたが気も無く止した。又開けたのは馬太マタイ伝の六章、有名な山上の垂訓である。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)
遂に彼等進み来り手をイエスにかけとらへぬ。——馬太マタイ伝廿六章
接吻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)