“ヒイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ひい
語句割合
日出50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日出ヒイの浦 伊良虞に越ゆる磯高く、道おのづから 松山に入る
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
二人は何か争ひを始めたのか? 「あいつ」といふのは「ヒイ」の意で「おいらはなあ!」といふのは「自分が考へる処に依ると」といふ意味だと百合子が教へたが
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
タカく、眉ヒイで夢見るやうにまみを伏せて、右手は乳の辺に挙げ、脇の下に垂れた左手は、ふくよかな掌を見せて……あゝ雲の上に朱の唇、ニホひやかにほゝ笑まれると見た……そのオモカゲ
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)