“ハビヒツブルク”の漢字の書き方と例文
語句割合
鷹の城100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まあ貴方は、ふねを三しょう快走艇ヨットにお仕立てになって……、しかもそれには、『鷹の城ハビヒツブルク』という古風な名前をおつけになったではございませんか。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そして、いまや潜航艇「鷹の城ハビヒツブルク」の艇長——故テオバルト・フォン・エッセン男の追憶が、その夫人ウルリーケの口から述べられようとしている。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そうして、その翌朝一九一六年四月十一日に、その日新しく生れ変った潜航艇『鷹の城ハビヒツブルク』は、朝まだきの闇をくぐり、トリエステをとうとう脱け出してしまったのでした。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)