“ガラスかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
硝子管100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硝子管ガラスかんの頭をひきのばして、細くした口から、ガスを出して小さいほのおを作り、その炎の先端から少し離れた所の熱せられた空気流を使うのである。
実験室の記憶 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
それは古い化学工業の原書げんしょにあるようなレトルトだの、耐酸性たいさんせいかめだの、奇妙に曲げられた古い硝子管ガラスかんだのが、大小高低だいしょうこうていことにした架台かだいにとりつけられていたのだった。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
実験は細い硝子管ガラスかんに、適当な割合の混合気体を入れて、上端で火花をとばせて見るのである。例えば水素中に空気がだんだん余計に雑って来ると、或る割合のところで火がつく。