“オートマトン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
自働器械50.0%
自動人形50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはちょうど鶴のような恰好をした自働器械オートマトンである。そのくちばしが長いやっとこばさみのようになって、その槓杆こうかんの支点に当るねじびょうがちょうど眼玉のようになっている。
(新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
こういう考え方はしかし決して改札の駅員を侮辱するものではないので、すべての人間はある度まではある場合のある環境のもとにはやはり一種の自動人形オートマトンとしてしか働いていないからである。
破片 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)