“ろかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鹵獲80.0%
炉格20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして魏軍は多くの木牛流馬と蜀兵の捨てて逃げた馬具、金鼓、旗さし物などを沢山に鹵獲ろかくしたのち、凱歌賑やかに帰ってきた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
馬岱軍は、大山たいせんの谷を挟んで陣を取り、その日のうちに、ここを通行する蛮人輸送隊の車百輛以上、水牛四百頭を鹵獲ろかくした。次の日にも獲物があった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
シヨベル、火箸、炉格ろかく、ストオヴは鉄だ。そんないろんなものは、いつも火と接触してゐる。が、それでも熔ける事はない。柔かくさへもならない。