“ろうのう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老衲66.7%
労農33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゃによって一つは三宝の霊験れいげんを示さんため、一つはその方の魔縁にかれて、無間地獄むげんじごくに堕ちようず衆生しゅじょうを救うてとらさんため、老衲ろうのう自らその方と法験ほうげんを較べにまかいでた。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
老衲ろうのう火燵こたつり立春の禽獣きんじゅう裏山に
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
帆村探偵の任務は、大日本帝国の体内に潜行している労農ろうのうロシアの特別警察隊、ゲーペーウーの本拠をつき、「ウルフ」といわれる団長以下を、捕縛ほばくするのにあった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)