“らんがく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘭学80.0%
蘭岳20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤野先生も最初の授業の時に、杉田玄白の蘭学らんがくの苦心を教えてくれましたが、あなたは、あの時、——
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
新しい蘭学らんがくも、西洋兵学も、砲術も、あらゆる新知識をたくわえて帰って来たばかりか、家すじも、平四郎と比較にならないし——何よりは又、彼は美貌で挙止も正しく、品行もよかった。
夏虫行燈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「人参畑の薬園は、手前の祖父小野蘭岳らんがくのひらきましたもの故、聞き覚えもないではござりませぬ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)