“よそみみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
他耳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その猿殿のお胸のうちを思い、湯漬を共にあがりながら、出陣までの半夜を、母に侍して機嫌を取っておられるのを見ると、わしは事もなげなそこの笑い声を、他耳よそみみに聞いてはいられなかった。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)