“ゆきなだれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雪雪頽50.0%
頽雪50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……ところ千丈せんぢやうみねからくづれかゝる雪雪頽ゆきなだれしたたきゞるよりあぶなツかしいのに——度胸どきようでないと復興ふくこう覺束おぼつかない。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
滝は凍って音を立てず、時々崩れる頽雪ゆきなだれは、岩をも大木をも引き包んで、深々たる谷底へ落ちて行く。空には月なく星もなく、地上には一点の火光ひかりもない。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)