“めりけんこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
米利堅粉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ米利堅粉めりけんこの粉袋のやうな、真つ白な頭がぬつと入つて来て、後からじつと書物を覗き込んでゐたが、暫くすると、三土氏の肩越しに長い手を出して、書物の表紙をめくつた。
薬臭いような匂いのあるのはイーストを入れ過ぎるためですし、黴臭かびくさいようなのは米利堅粉めりけんこの湿気を受けたのです。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
玉子の泡がそれほどに固くなったら米利堅粉めりけんこの代りに小麦粉うどんこの上等を細かいふるいでふるわなければいけません。篩わないとダマが出来てよく混ざりません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)