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めずら
ふりがな文庫
“めずら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
珍
95.3%
稀
3.1%
希
0.8%
希有
0.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
珍
(逆引き)
いったい吉野の山奥から
熊野
(
くまの
)
へかけた地方には、交通の不便なために古い伝説や
由緒
(
ゆいしょ
)
ある家筋の長く存続しているものが
珍
(
めずら
)
しくない。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
めずら(珍)の例文をもっと
(50作品+)
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稀
(逆引き)
「いや、相分りました。その話はもう止しませう。時に先生、私にもお酒とかビールぐらゐは売つて下さいな。たまには世に
稀
(
めずら
)
しい高価な酒も飲んでみてえな」
金銭無情
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
めずら(稀)の例文をもっと
(4作品)
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希
(逆引き)
私のようなことを言って救いを乞いに廻る者も
希
(
めずら
)
しくないところから、また例のぐらいで土地の者は
対手
(
あいて
)
にしないのだ。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
それから、二三日経ってある朝、銭占屋は飯を食いかけた半ばにふと思いついたように、
希
(
めずら
)
しく朝酒を飲んで、二階へ帰るとまた布団を冠って寝てしまった。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
めずら(希)の例文をもっと
(1作品)
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希有
(逆引き)
垂れ下したる
日蔽
(
ひおおい
)
は、これ
究竟
(
くっきょう
)
の
隠所
(
かくれどころ
)
と、泰助は雨戸とその幕の間に、
電
(
いなずま
)
のごとく身を隠しつ。と見れば正面の板床に、世に
希有
(
めずら
)
しき人形あり。人形の前に坐りたる、十七八の美人ありけり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
めずら(希有)の例文をもっと
(1作品)
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