“めいばつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
冥罰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狐狸こり妖異よういや、鳥のつらをした異形の鬼魅きみ、そのほか外道げどう頭とか、青女あおおんなとか、そういった怪物あやしものが横行濶歩する天狗魔道界の全盛時代で、極端に冥罰めいばつ恠異かいいを恐れたので
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
……お企てへ一味し忠誠つかまつる。もし偽りあるにおいては、梵天ぼんてん帝釈たいしゃく四大天王、日本六十余州の神祇より、きっと冥罰めいばつを受くべきものなりと、誓ったあげく姓名したため、しかと血判いたしたのだ
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)