“むしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
武者83.3%
無遮16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○今年は五月の節句に武者むしゃ人形を飾ってもいいかしらと心配しているものがある。どうしようと問われてもわたくしには返事ができない。
仮寐の夢 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
このいぶかしかった若武者むしゃこそは、これぞ余人ならず、今江戸八百八町において、竹光たけみつなりとも刀差す程のものならばその名を知らぬ者のない
持統天皇はその御願を継いで即位二年無遮むしゃ大会だいえを設け給い、同十一年「癸亥みづのとゐ公卿くぎやう百寮、仏眼ほとけのまなこあらはしまつる。をがみを薬師寺に設く」(書紀)。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
ところが畜生に、国を遣っても仕方がないから智馬を施主として大いに施行し、七日の間人民どもの欲しい物を好みのままに与うべしと勅諚ちょくじょう無遮むしゃ大会だいえを催した。