“みょうえしょうにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
明恵上人50.0%
明慧上人50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栂尾とがのお明恵上人みょうえしょうにん(高弁)は摧邪輪さいじゃりん三巻を記して撰択集せんじゃくしゅうを論破しようとした。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
窓の外をこがらしが吹く音をききながら寝ていると、自分が非常な高処たかみに巣をつくっているような気がしてきて妙だそうである。また樹上に坐禅を組んだという栂尾とがのお明恵上人みょうえしょうにんのことがしのばれるという。
西隣塾記 (新字新仮名) / 小山清(著)
栂尾とがのお明慧上人みょうえしょうにんが、北条泰時ほうじょうやすときに「あるべきようは」の七字を書き与えて、天下の政権を握るものの警策いましめとせよと、いわれたというその話と思い比べて
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
明慧上人みょうえしょうにんをいただく高雄の僧団は、主として、教理の検討の上から。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)