“まゆしょうにん”の漢字の書き方と例文
語句割合
繭商人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絞め殺した女の瞳や、血みどろになった繭商人まゆしょうにんの呻き声や、一太刀浴せかけた白髪の老人の悲鳴などが、一団になって市九郎の良心を襲うてきた。彼は、一刻も早く自分の過去から逃れたかった。
恩讐の彼方に (新字新仮名) / 菊池寛(著)