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まつご
ふりがな文庫
“まつご”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
マツゴ
語句
割合
末期
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
末期
(逆引き)
何しにその幸なものを、人間の手に罰しようぞ。これより
益
(
ますます
)
、『でうす』の
御戒
(
おんいましめ
)
を身にしめて、心静に
末期
(
まつご
)
の
御裁判
(
おんさばき
)
の日を待つたがよい。
奉教人の死
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
アヌンチヤタが
末期
(
まつご
)
の詞の我に希望の光明を與へしと、おん身のつれなき旅立の我を病に臥さしめしとは、おん身自ら推し給へといひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
内匠頭が、仄暗い庭の死の座につく迄の一歩一歩から、彼の
末期
(
まつご
)
の
鬢
(
びん
)
の毛をなぶる微風のうごき迄を、今もまざまざ覚えている。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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