“ぼうき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
棒切41.7%
41.7%
8.3%
旄旗8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大空で迷子星まいごぼしになった竹童は、例の、寝るまもはなさぬ棒切ぼうきれを右手めてにもち、左の手を目のはたへかざして、わしの上から
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが済んだ後を掃くのは座敷ぼうきです。柔かでないと隅々まで綺麗きれいにならぬといわれるのでした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
同じ地方の荒物屋で、「すべぼうき」と呼ぶものを売っています。「すべ」は草の名でありましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
やがて、中央の一軍団は林のような旄旗ぼうきと五彩幡さいばんをすすめてきた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)