“ほしの”の漢字の書き方と例文
語句割合
星野100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、別府べっぷさんは、ひざの上のバットをコツンと地面においた。そして、ななめ右まえにすわっている星野ほしのの顔を、正面から見た。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
帰りに沓掛くつかけの駅でおりて星野ほしの行きの乗合バスの発車を待っている間に乗り組んだ商人が運転手を相手に先刻トラックで老婆がひかれたのを
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
星野ほしのは、それをちらっと見て、ベンチへ行った。キャプテンの喜多きたと、監督かんとくをしている大学生の別府べっぷさんが、かれを待っていた。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
星野ほしの滞在中に一日小諸城趾こもろじょうしを見物に行った。城の大手門を見込んでちょっとした坂を下って行くのであるが、こうした地形にった城は存外珍しいのではないかと思う。
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ぼくは、きのうの星野ほしのくんの二塁打るいだが気にいらないのだ。バントで岩田いわたくんを二るいへ送る。これがあのとき、チームできめた作戦さくせんだった。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)