“ぶんべい”の漢字の書き方と例文
語句割合
分袂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
儂既に決心せし時なれば、直ちにこれを諾し、大井、小林と分袂ぶんべいし、新井と共に渡航のに就き、崎陽きように至り、仁川行じんせんこう出帆しゅっぱんを待ち合わせ居たり。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
「十六日。晴。午刻より土方出立。手尾てを迄伴六亀児かめじ送来。夫より分袂ぶんべい飾西しきさい觜崎はしざき千本せんぼん三日月みかづき也。觜崎より人車に而暮過三日月駅石川吉兵衛へ著。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)