“ふつた”の漢字の書き方と例文
語句割合
経立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荒涼たる僻村へきそんの風情も文字の外にあらわれたり。岩のとげとげしきも見ゆ。雨も降るごとし。小児こどももびしょびしょとさみしく通る。天地この時、ただ黒雲の下に経立ふつたつ幾多馬の子ほどのお犬あり。
遠野の奇聞 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)