“ふじづる”の漢字の書き方と例文
語句割合
藤蔓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廬山ろざんのみなみ、懸崖けんがい千尺の下は大江に臨んでいる。その崖の半途に藤蔓ふじづるのまとった古木があって、その上に四つの蜂の巣がある。
目標は、カムポスが三上に会った地点——五本の大蕨おおわらび。なお、それに加えて千フィートあまりの、藤蔓ふじづるが三人分用意されている。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
しかし幸いにも野原の中に、一つの古い井戸がありました。そしてその井戸には、一筋の藤蔓ふじづるが下の方へれ下がっていました。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)