“びほうさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弥縫策50.0%
彌縫策50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在の経済関係という禍の大本に斧鉞ふえつを下そうとしない点においては両者とも「不徹底な弥縫策びほうさく」であるといって女史自ら一段高い地歩を占めたと思われるらしい立場から非難されております。
ただ一時応変の彌縫策びほうさくに過ぎず。みすみすかくの如き江山こうざん挙げて人に附するぞ口惜しけれ。越えて寛政十年露船蝦夷えぞに到り、文化元年露国使節レザノット長崎に来り、互市ごしを請う、許さず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)